日本社会 2009 11 21

 「アメリカ型社会は日本人を不幸にする」(ビル・トッテン)という本を、
このサイトで取り上げてから、もう5年も経ちました。
 あの当時は、何でもかんでもアメリカかぶれした学者や言論人が、
あまりにも多かったので、このような本を取り上げたのです。
 こうした学者や言論人は、世界を知らないのです。
そもそも、世界的に見れば、アメリカは特殊な国です。
そういう特殊な国を真似すれば、日本も特殊な国になってしまいます。
 日本人は、日本の価値を忘れてしまったのです。
(この本から引用)
こういう社会(アメリカ型社会)では、カネが唯一の価値観になる。
そんな大人の姿を見せておいて、
子供に「お金よりも大切なものがある」と教えたところで、
信じろという方に無理がある。
(以上、引用)
 2007年ごろは、ウォール街では、
1億ドルの高額報酬を求める人すらいました。
(1億円ではありません。1億ドルです)
 最近も、金融危機は終わったと称して、
とてつもない高額報酬を求める動きが出ています。
(世界金融危機の震源地なのに・・・・・。
まだ他の国は、その金融危機で苦しんでいるのに・・・・・)

書評 book review 2004 8 29

書名 「うそつき病」がはびこるアメリカ
著者 デービッド・カラハン  出版社 NHK出版
THE CHEATING CULTURE by DAVID CALLAHAN

NHK出版の本の紹介欄には、こうあります。
「うそつきは成功の始まり
ズルをしないと生き残れない社会
 勝ち組になろうとするあまり、
アメリカ人はうそをつき、ズルをするようになった。
過酷な自由競争が生んだ極端な弱肉強食世界。
現代アメリカの病理を気鋭のジャーナリストが明快に分析する。」
 しかし、アメリカには、希望がある。
「自由なジャーナリスト」と「自由なジャーナリズム」がある限り・・・・・。

















































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